溶接板金基礎9
今日は被覆アーク溶接
ティグやガスで使ってきた接着剤的な金属の芯にポッキーみたいに不導体の金属が巻き付いたものを電気が流れてるハサミで挟んで使う
ティグやガスはアークや炎と言った熱源を基本的に右手で操り素材を溶かし
左手で接着剤的な金属棒を操り繋げて行くが
被覆アークは金属棒自体がアークを出して素材を溶かしながら自身も溶けるので片手で溶接可能
なんか便利じゃん簡単じゃん最新じゃん(o゜▽゜)oと思ったが
歴史的にはティグより古く、現在じゃ時代遅れになりつつ有る溶接法らしい(被覆アークが適した素材なども有るらしく絶滅危惧種では無いようだが)
やってみたらそれが解った
ティグはアーク出すの簡単だが、これはアーク出すのも一苦労
着火と言うか最初の一歩がなかなか難しい
安定すると出し続けるのは難しくはないけど
それに接着剤的な金属も自動的に落ちるが微妙な距離感保つのも難しく
右手一本での操作でややこしくないのに難しい
むしろティグのが左手さえ克服したら楽かも
まぁガスだろうとティグだろうとなんだろと
溶接は難しいけど
今日はとにかく被覆アークの練習練習
最後に板二枚をくっつけて本日終了
なんか右手一本しか使ってないのに他のより疲れた
ハサミ重たいし、ハサミで棒挟む為に何度もパカパカ開くのだが、固くて固くて握力要るしキッツいわ
単純に二枚の板をくっつけるだけなら他のより簡単だったが(綺麗な仕上がりかは別問題)疲れるからもうやりたくない
明日は半自動溶接